ORAL30は、歯科衛生士が監修および指導を行ったうえで運営されている、信頼性が高く安心してご来店いただける店舗です。
ORAL30を専門家としての視点から監修指導する、歯科衛生士 小松由佳さんからのメッセージをご紹介します。

 

新しいホワイトニング「セルフホワイトニング」のすすめ

 

 

 

 

 

全体監修
歯科衛生士 小松 由佳 さん

今回ご紹介いたします歯のセルフホワイトニングは、私たち歯科衛生士が従来行っていた歯科でのケアにはなかった新しいケアです。

歯のホワイトニングケアとしては、従来二つの方法が主流でした。 まず、歯のエナメル質表面に付着した歯垢や歯石、あるいはステインと呼ばれる沈着物を専用の道具を使って擦り落としていく、PMTC(プロフェッショナル・メカニカル・トゥース・クリーニング)、もう一つは、薬品によって歯の表面にあるエナメル質の中にある色素を無色化(脱色)する方法、いわゆる歯科でのオフィスホワイトニングやホームホワイトニングと呼ばれるものです。
PMTCも歯科でのホワイトニングであるオフィスホワイトニングもホームホワイトニングも、これらはすべて医療行為となるため歯科医師または歯科衛生士でなければ行うことが出来ません。

それに対してセルフホワイトニングは、自分自身で行うことのできるホワイトニングケアです。セルフホワイトニングをするためには専用の溶液とLEDライトが必要にはなりますが、薬品も使わず、特殊な技術も要りません。つまり環境さえあれば日常の歯みがきのように気軽に安全にできるケアと言えます。
たしかにPMTCでは歯石の除去や歯の裏側のケアなど、セルフホワイトニングでカバーできないところの専門的なケアができますし、歯科でのホワイトニングでは歯そのものの色素沈着を緩和することができ、セルフホワイトニングでは白くならない歯にも対応可能であるといった優れた点があります。

しかし、これらの歯科でのホワイトニングケアが苦痛で、継続する事が出来ないとなれば、全く意味の無いものになってしまいます。実際残念ながら、歯科でのこのようなケアを苦痛に感じて止めてしまう人もあります。

cold and health problem concept – sick woman in blanket coughing or covering mouth by hand at home

何よりも重要なことは、「続けていける」ということです。
人を選ばず継続しやすいといった意味でも、セルフホワイトニングは非常に有効なホワイトニングケアと言えるでしょう。
継続しやすいことに加えてセルフホワイトニングにおいて特筆すべきは、それほど気軽でありながら光触媒の効果によって短時間で歯のエナメル質を傷つけることなく、歯磨きでは取れない汚れをしっかり落とし、コーティングまでできるということ。そしてPMTCや歯科でのホワイトニングで長い時間口を開けているのが苦痛であった人にとっても、痛みを感じたりしみたりしていた人にとっても、ストレスなく歯の本来の白さを手に入れられるということです。
日常のケアの一環としてセルフホワイトニングで気軽に歯のホワイトニングケアを続けることによって、歯に対する意識が高まり、万一の時にも早めに歯科の受診をすることへと繋がるとのではないかと期待しています。

皆さんの生活の中に、歯科での検診や治療に加え、セルフホワイトニングを取り入れることによって白く美しい歯や口の中の良い状態を、より長く保つことが出来るようになるでしょう。